社長挨拶
MESSAGE
ハウスコム株式会社
代表取締役社長執行役員
従来、住む場所を決める基準は、年齢や家族構成、収入などに合わせた、通勤や通学の利便性であったり、治安や周辺施設、オシャレな街や飲食店の多い街、活気のある街など、場所の価値基準はこのようにして判断されてきました。
しかし、昨今その価値基準が変わっていくのを感じています。従来の都市集中型から地方や郊外への選択肢も徐々に増えてきています。デジタル化が進むにつれ、場所の制約がなくなり、人々が一人一人の生き方、ライフスタイルにあった場所を選択する傾向が強くなってきています。さらに、不動産業界はDX(デジタルトランスフォーメーション)により、あらゆるサービスとそれに付帯する業務が劇的に変化しようとしています。
そこで、ハウスコムでは「住まい」が健康的に生きる経済活動の基盤となり、フィールドワーカー(=その場に特化した仲介業者)からエッセンシャルワーカー(=日常生活を送るために欠かせない仕事を担う人)へ、「場」の仲介業(=マッチング)から「ライフスタイルをデザインする企業」へと変容しなければならないと考えています。
また、ハウスコムでは「多様性」を大切にしています。多様性は共創を生みます。国籍、障害の有無、性的指向、性自認、それぞれのアイデンティティを尊重することが、自分自身を理解することに繋がります。さらに、全スタッフがお互いの人格・個性を尊重して、社会的差別や人権侵害を受けることなく、いきいきと働くことができる環境をつくることで、お客様にも境界の無いサービスを提供することができると考えています。
私たちは自ら価値を創造し、「知・情・意」の調和を大切にしながら利益を生み、社会に貢献することで、当社グループのビジョン「地域社会で最も人に寄りそう住まいのデザインカンパニー」の実現に向け、挑戦し続けていきます。