E(環境)の取り組み方針
ENVIRONMENT

トップコミットメント

「住まいを通して人を幸せにする世界を創る」というミッションのもと、地域や自然との調和を考え、良好な住環境を維持していくことを心がけます。

ハウスコムの事業活動の中で環境問題をどのようにとらえていますか?

 環境への取り組みは、企業としての成長プロセスの一つと考えています。夏の猛暑や度重なる水害など、気候変動の影響により日本でも多くの災害が毎年報道されています。温暖化により、海面水位の上昇や砂漠化が深刻となり、世界各国が環境問題解決に向けた動きが活性化してきています。
 当社が社会的に果たすべき役割は、お客様に快適な暮らしをご紹介することです。暮らしのご紹介とは、住居だけでなくその地域環境に合わせたライフスタイルをご提案するという意味合いがあります。お客様一人ひとりに寄り添い、お客様の暮らしに適した住居をご紹介することが当社の使命です。しかしながら、そのためには安全・安心な住環境であることが必要となり、異常気象による災害の影響を受ける可能性があるという点では、当社の事業活動は環境問題とは切り離すことはできません。
 目の前のお客様だけでなく、社会全体に目を向けて、現代社会には何が求められているのか、当社は何をすべきかを考え、事業活動を行なっていきたいと考えています。その一つとして、環境問題にも積極的に取り組み、環境にやさしい社会の実現に取り組んでまいります。

ハウスコムの環境問題に対する課題と取り組みについて教えてください。

 当社は2019年度にハウスコムテクノロジーズ株式会社(旧ジューシィ出版株式会社)とエスケイビル建材株式会社を子会社化するなど、事業を拡大しています。そのため、エネルギー使用量が増加し二酸化炭素排出の増加が見込まれますが、持続的な成長のためには対策を講じることが不可欠です。
 環境への取り組みを開始した当初より、主なエネルギー資源である電気、ガソリン、紙について様々な施策を実施し、使用量削減に取り組んでまいりました。新規導入するエアコンは省エネ機器に限定し、全車低燃費車からハイブリッド車への切り替え、帳票・会議資料のペーパーレス化に取り組み、環境への取り組みを開始してから使用量は大幅に削減されました。
 さらに、当社では賃貸借契約の電子化を積極的に進めております。また、契約者様に対して行う重要事項説明をオンラインにて実施し、契約更新の際には積極的に電子契約のご案内をしております。これにより移動にかかる環境負荷を削減できるだけではなく、お客様がいつどこにいても契約手続きを行うことができ、ライフスタイルに合わせたご提案をすることが可能になりました。
 当社は次のステップとして、持続可能な社会実現のため、循環型社会・自然共生社会実現に向けた取り組みを進めてまいります。循環型社会の達成のためエネルギー資源は、ステークホルダーの皆様にご協力いただき、再生可能エネルギーを使用している資源を積極的に採用しております。脱炭素社会に向け、より温室効果ガス排出量増加抑制に取り組んでまいります。

ステークホルダーの皆様へメッセージをお願いします。

 現代社会において、事業活動がうまくいったとしても、地域や自然環境が衰退しては意味がありません。暮らしをご提案する当社にとって、自然と共存・共生して環境にやさしい“世界を創る”ことは重大なミッションです。ステークホルダーの皆様には、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

環境基本方針

私たちは全ての事業活動において、省資源、再利用、再資源(3R)に努め、地球環境の保全に積極的に取り組みます。
また企業として、地域社会や自然との調和を重視し、良好な住環境を提案し続けます。

環境行動指針

環境マネジメント体制

ハウスコム株式会社代表取締役社長執行役員をトップとして「環境経営事務局」を設置し、各取り組みに関する企画・管理を行っています。各レポートおよび施策に関しては経営会議にて報告、監督される体制となっています。
なお、各取り組みについては、ハウスコム全拠点に加え、グループ企業全体での展開も可能なものから順次進めています。
今後は、気候変動下でのビジネスチャンスとリスクコントロールについても継続的に検討・推進してまいります。

図:環境マネジメント体制

環境活動レポート

環境に関する当社の取り組み、目標、実績について環境活動レポートを毎年発行し、当社ホームページにて掲載しております。